坐さうず(読み)イマソウズ

デジタル大辞泉 「坐さうず」の意味・読み・例文・類語

いまそう・ず〔いまさうず〕【×坐さうず】

[動サ変]《動詞「いまさう」の連用形にサ変動詞「す」の付いた「いまさいす」の音変化》(人々が)いらっしゃる。おいでになる。
「御房たちも―・じけり」〈大鏡・道長下〉

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精選版 日本国語大辞典 「坐さうず」の意味・読み・例文・類語

いまそう‐・ずいまさう‥【坐】

  1. 〘 自動詞 サ行変 〙 ( 動詞「いまさう(いまさふ)」の連用形に、サ変動詞「す」の付いた「いまさひす」の変化したもの。「いまさう」と同じく、動作の主は複数 ) =いまさう(坐)
    1. [初出の実例]「『さばれと思し召しつるにこそと思ひなすも、心おごりなんする』とのたうびいまさうじける」(出典:大鏡(12C前)五)

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