坐作進退(読み)ざさしんたい

精選版 日本国語大辞典 「坐作進退」の意味・読み・例文・類語

ざさ‐しんたい【坐作進退】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 立居ふるまい。身のこなし。行儀。
    1. [初出の実例]「祖先を祭る儀礼を貴んだ国民であるから、之が即ち平常の坐作進退にまで及んだのである」(出典:国民性十論(1907)〈芳賀矢一〉九)
    2. [その他の文献]〔周礼‐夏官・大司馬〕
  3. 平生。ふだん。いつも。どんな時も。
    1. [初出の実例]「当時の武士が坐作進退に双刀を横へたるは、是れ今日の常備兵が銃を肩にし、剣を腰にするものなり」(出典:将来之日本(1886)〈徳富蘇峰〉一二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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