坑内採掘(読み)こうないさいくつ

最新 地学事典 「坑内採掘」の解説

こうないさいくつ
坑内採掘

underground mining

地下で採掘を行うこと。坑内掘りとも。露天採掘の対語。採掘法には,1)無充塡法(open stoping),2)支柱法(timbered stoping),3)充塡法(filled stoping),4)シュリンケージ法(shrinkage stoping),5)ケービング法(caving method),6)組合せ法(combined method)などがあり,経済性・安全性・採鉱実収率を考慮して決める。近年はレールを必要としない車両機械を用いるトラックレス方式trackless mining)で能率化がはかられている。

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参照項目:ブロックケービング

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の坑内採掘の言及

【鉱山】より

… 地下深部に鉱床がある場合には,地表から立坑や斜坑,あるいは坑道(横坑)によって開発が行われる。露天採掘がしだいに深くなり,地表からの採掘が困難になり,坑内採掘に切り替えて採掘が継続されることもある。鉱山の数からいえば,世界的にも坑内採掘鉱山の数は圧倒的に露天採掘鉱山を凌駕している。…

【採鉱】より

…こうした坑道によって鉱床に到達するとさらに,坑内に,鉱床の合理的な開発に適した骨格となる坑道を展開し,必要な諸設備を設置するための空洞の開削が行われる。普通の坑内採掘鉱山における地下設備として,坑内クラッシャー,扇風機,ポンプと水ため,機械類の整備工場,巻上機,変電設備,火薬庫,見張り(坑内事務所),休憩所等があり,さらに,高温鉱山における冷凍機の設置などといった特殊な設備も必要になる。 鉱山を開発するために行うこうした準備作業を鉱山用語で開坑と称するが,この語は,立坑や斜坑,あるいは主要な横坑(通洞という)を掘削し鉱山を開くという意味とともに,これらの施設そのものをも意味する。…

※「坑内採掘」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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