デジタル大辞泉 「垂直避難」の意味・読み・例文・類語 すいちょく‐ひなん【垂直避難】 災害時に安全な場所と空間を確保するために、垂直方向に避難すること。津波や洪水の際、自宅や避難施設の高所階に上がったり、地震や火災の際に高層ビルの上階から地表に下りたりするなど。→水平避難 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
知恵蔵mini 「垂直避難」の解説 垂直避難 災害時に身の安全を確保するため、垂直方向へ避難すること。津波や洪水の際に自宅や居住建物の上階へ上がること、地震や火災の際に高層ビルの上階から地表へ下りることなどを指す。水害のリスクが高い場所では事前に指定された避難場所へ行く「水平避難」が望ましいが、浸水が生じるなどしてそれが危険な場合には、無理をせず垂直避難で安全を確保することが重要とされる。ただし、規模の大きな水害では自宅ごと流されてしまう可能性もあるため、気象情報や自治体の避難情報に留意し、自らの判断で早めの避難行動をとることが原則となる。 (2019-9-3) 出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報