垂穂(読み)たりほ

精選版 日本国語大辞典 「垂穂」の意味・読み・例文・類語

たり‐ほ【垂穂】

〘名〙 稲などの、みのって重くたれ下がっている穂。
書紀(720)神代上(兼方本訓)「即ち、其の稲種(いなたね)を以て始めて天狭田(あまのさた)及び長田(なかた)に殖う。其の秋(あき)垂穎(タリホ)八握(やつかほ)に莫莫然(しな)ひて、甚た快(こころよ)し」

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