垂裳(読み)スイショウ

デジタル大辞泉 「垂裳」の意味・読み・例文・類語

すい‐しょう〔‐シヤウ〕【垂×裳】

《「易経」繋辞下から》何事もしないこと。君主人民のなすがままにまかせて、平和に治まっていることのたとえ。垂拱すいきょう

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「垂裳」の意味・読み・例文・類語

すい‐しょう‥シャウ【垂裳】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「易経‐繋辞下」の「黄帝堯舜、垂衣裳天下治」から ) 衣のそでを垂れ、ただ、手を拱(こまね)いて何事もしないこと。天下がよく治まることのたとえにいう。垂拱(すいきょう)。〔李質‐艮岳賦〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android