垂裳(読み)スイショウ

デジタル大辞泉 「垂裳」の意味・読み・例文・類語

すい‐しょう〔‐シヤウ〕【垂×裳】

《「易経」繋辞下から》何事もしないこと。君主人民のなすがままにまかせて、平和に治まっていることのたとえ。垂拱すいきょう

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「垂裳」の意味・読み・例文・類語

すい‐しょう ‥シャウ【垂裳】

〘名〙 (「易経‐繋辞下」の「黄帝堯舜、垂衣裳天下治」から) 衣のそでを垂れ、ただ、手を拱(こまね)いて何事もしないこと。天下がよく治まることのたとえにいう。垂拱(すいきょう)。〔李質‐艮岳賦〕

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