型付(読み)かたつけ

精選版 日本国語大辞典 「型付」の意味・読み・例文・類語

かた‐つけ【型付】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 染色で、型紙布地などの上に当て、その上から防染糊や色糊を置いて、模様をあらわしだすこと。また、その職人。かたおき。
    1. [初出の実例]「拾壱番組之内深川坂本代地町長助店に平兵衛と申紺屋、小紋形付渡世仕候者」(出典:諸問屋再興調‐一一・天明元年(1781)一二月二七日・江戸紺屋旧記写)
  3. 能の諸曲につき、各流におけるそれぞれの舞型の定め方。また、その舞型を一曲ごとに記した書物

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android