垣越(読み)かきごし

精選版 日本国語大辞典 「垣越」の意味・読み・例文・類語

かき‐ごし【垣越】

  1. 〘 名詞 〙かきねごし(垣根越)
    1. [初出の実例]「かきごしに散りくる花を見るよりは根ごめに風の吹きもこさなん〈伊勢〉」(出典:後撰和歌集(951‐953頃)春下・八五)
    2. 「となりより垣(カキ)ごしに申けるは」(出典:咄本・百物語(1659)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

世界の電気自動車市場

米テスラと低価格EVでシェアを広げる中国大手、比亜迪(BYD)が激しいトップ争いを繰り広げている。英調査会社グローバルデータによると、2023年の世界販売台数は約978万7千台。ガソリン車などを含む...

世界の電気自動車市場の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android