埋水(読み)うもれみず

精選版 日本国語大辞典 「埋水」の意味・読み・例文・類語

うもれ‐みず‥みづ【埋水】

  1. 〘 名詞 〙 草木の陰などに隠れて見えにくい水。和歌では人知れず秘めた心の比喩俗世を離れて隠れ住むことの比喩として用いられることが多い。
    1. [初出の実例]「もらさばや細谷川のうもれ水影だに見えぬ恋に沈むと〈よみ人しらず〉」(出典:二度本金葉(1124‐25)恋下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む