精選版 日本国語大辞典 「埒す」の意味・読み・例文・類語
らち‐・す【埒】
- 〘 他動詞 サ行変 〙
- ① 埒をつける。始末をつける。きまりをつける。
- [初出の実例]「某〈略〉、宿の妻共致さんため、文軍両輪の介道逸といふ者を、身請けの為に遣ぜしが、定めてらちして帰るべし」(出典:浄瑠璃・傾城八花形(1703)一)
- ② 柵などでまわりを囲む。
- [初出の実例]「駅を発車し、山路を走りされば、左右に岩石多く畳積し、以て路線を埒す」(出典:米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉四)
ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...