埴物(読み)ハニモノ

デジタル大辞泉 「埴物」の意味・読み・例文・類語

はに‐もの【×埴物/土物】

埴(きめの細かい黄赤色の粘土)で作ったもの。埴輪はにわの類。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「埴物」の意味・読み・例文・類語

はに‐もの【埴物・土物】

  1. 〘 名詞 〙 埴で作った物。埴輪の類をいう。
    1. [初出の実例]「仍りて是の土物(ハニモノ)を号けて埴輪(はにわ)と謂ふ」(出典日本書紀(720)垂仁三二年七月(北野本訓))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android