土物(読み)つちもの

精選版 日本国語大辞典 「土物」の意味・読み・例文・類語

つち‐もの【土物】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 畑で栽培してとれるもの。野菜など。
  3. つち(土)の物(もの)
    1. [初出の実例]「茶人は〈略〉純日本式の陶磁器を作るに大いに苦心した。殊に土物(ツチモノ)創作が多くある」(出典春城随筆(1926)〈市島春城〉趣味談叢)

ど‐ぶつ【土物】

  1. 〘 名詞 〙 その土地産物土産(どさん)
    1. [初出の実例]「献金銀及土物」(出典:日本外史(1827)一四)
    2. [その他の文献]〔書経‐酒誥〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「土物」の読み・字形・画数・意味

【土物】どぶつ

土産。

字通「土」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android