執達吏(読み)シッタツリ

世界大百科事典内の執達吏の言及

【執行官】より

…この制度は19世紀はじめフランスに始まる。日本では1886年の裁判所官制の中に執行吏の名称で登場するが,当時現実に任命・配置されたか否かはさだかでなく,本格的制度としてはドイツ人オットー・ルドルフの起草にかかる90年の裁判所構成法により執達吏制度として輸入され発足した。執達吏は裁判所の外にみずから役場を設け,当事者から手数料を徴するなど公務員としての性格が希薄であり,また動産執行では債権者の委任により債務者の家具などを差し押さえて競売することなどから,〈ひったくり〉と発音する者もおり,適切でなかった。…

※「執達吏」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

今日のキーワード

多文化主義

マルチ・カルチュラリズムともいう。さまざまな人種,民族,階層がそれぞれの独自性を保ちながら,他者のそれも積極的に容認し共存していこうという考え方,立場。「人種のるつぼ」的な同化主義に対抗する考え方で,...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android