堀籠郷(読み)ほりごめごう

日本歴史地名大系 「堀籠郷」の解説

堀籠郷
ほりごめごう

千葉庄内の郷村で、堀込ともみえ、「ほっごめ」とも読む。みやこ川の北側、よし川東側の現中央区中央・院内いんない祐光ゆうこう亀井かめい町・道場どうじよう地区などの両河川合流域一帯の地と考えられる。竜門文庫蔵の永和二年(一三七六)五月一三日付の仏説如意虚空蔵菩薩陀羅尼経奥書に「願主下総国千葉庄堀籠住人沙門道忍」とみえ、文永一〇年(一二七三)九月一三日法輪ほうりん寺に施入されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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