堀谷村(読み)ほりやむら

日本歴史地名大系 「堀谷村」の解説

堀谷村
ほりやむら

[現在地名]浜北市堀谷

麁玉あらたま郡に所属。灰木はいのき大平おいだいら両村の北、観音かんのん山の南麓丘陵に立地する。文禄五年(一五九六)五月一七日の吉右衛門公方役鍛冶炭手形写(堀谷区有文書)によれば、豊臣系大名の堀尾吉晴領時代、堀谷村百姓中に対し一ヵ月に鍛冶炭「壱だん壱表半」の公方役(年貢)を課されていた。同じく堀尾領であった慶長三年(一五九八)には夫役として一ヵ月に鍛冶炭五俵半を課されていた(同文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android