堂内村(読み)どうのうちむら

日本歴史地名大系 「堂内村」の解説

堂内村
どうのうちむら

[現在地名]緒方町小原おはる 堂内

谷門たにかど村の西、からす岳東麓にある。正保郷帳に村名がみえ、田高四三石余・畑高二一石余、奥嶽おくだけ郷に属し、茅山有と注記される。旧高旧領取調帳では高六九石余。安永七年(一七七八)には奥岳組に属した(大庄屋・小庄屋・横目一覧「農民一揆」所収)。宝暦五年(一七五五)には日向国延岡藩領高千穂たかちほ(現宮崎県西臼杵郡)大庄屋支配の男女二四九人が奥岳組に逃散し、いったん当村百姓家に滞留した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android