日本歴史地名大系 「緒方町」の解説 緒方町おがたまち 大分県:大野郡緒方町面積:一四七・九六平方キロ郡の南西部にあり、東は清川(きよかわ)村・三重(みえ)町、北は大野町・朝地(あさじ)町、西は竹田市に接し、南は祖母傾(そぼかたむき)山系を隔てて宮崎県西臼杵(にしうすき)郡高千穂(たかちほ)町・日之影(ひのかげ)町に接する。南部は西に祖母山(一七五六・四メートル)、東に傾山(一六〇二・二メートル)がそびえる急峻な山岳地帯で、南境には障子(しようじ)岳(一七〇三メートル)・古祖母(ふるそぼ)山(一六三三・一メートル)・本谷(ほんだに)山(一六四二・九メートル)・笠松(かさまつ)山(一五二二メートル)が並ぶ。山麓は広大な森林地帯となっており、祖母山東麓に発した奥岳(おくだけ)川が支流を集めながら北東流する。北半部は北東流する緒方川流域に開けた比較的平坦な地形となっており、同川は北東端で北境を東流してきた大野川に合流する。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by