日本歴史地名大系 「堂島新地裏町」の解説 堂島新地裏町どうじましんちうらまち 大阪府:大阪市北区堂島新地裏町[現在地名]北区堂島(どうじま)二―三丁目、福島区福島(ふくしま)一丁目単に堂島裏町ともいう。弥左衛門(やざえもん)町の西にあり、蜆(しじみ)川に北面する。元禄年間(一六八八―一七〇四)の大坂三郷町絵図には「堂島裏町」として緑(みどり)橋南詰より東へ一町分も含むが、「宝暦町鑑」に「緑橋南詰浜かハ西へ」とあるのが正しい。大坂三郷天満組に属し、元禄一三年の三郷水帳寄帳では屋敷数二五・役数二五役。文化三年(一八〇六)増修改正摂州大阪地図によると筑後久留米藩蔵屋敷があり、延享版「難波丸綱目」に検校一名、加賀金沢藩蔵元三名が載る。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by