堂舎(読み)ドウシャ

デジタル大辞泉 「堂舎」の意味・読み・例文・類語

どう‐しゃ〔ダウ‐〕【堂舎】

《「堂」は大きな家、「舎」は小さな家の意。古くは「とうじゃ」「どうじゃ」とも》大小建物。特に、社寺の建物。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「堂舎」の意味・読み・例文・類語

どう‐しゃダウ‥【堂舎】

  1. 〘 名詞 〙 ( 古くは「とうじゃ」「どうじゃ」とも。「堂」は大きな家、「舎」は小さな家の意 ) 大小の家々、建物。特に、仏堂や僧の住居。社寺の建物。
    1. [初出の実例]「其の後より寺只荒(あばれ)に荒(あばれ)て、堂舎・僧房も皆失にければ」(出典今昔物語集(1120頃か)三一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android