堪ゆ(読み)こらゆ

精選版 日本国語大辞典 「堪ゆ」の意味・読み・例文・類語

こら・ゆ【堪】

  1. 〘 他動詞 ヤ行下二段活用 〙 ( ハ行下二段活用の「こらふ」から転じて、室町時代ごろから用いられた語。多く終止形は「こらゆる」の形をとる ) =こらえる(堪)〔黒本本節用集(室町)〕
    1. [初出の実例]「今までようしゃをしていれども、もはやこらゆる事がならぬ」(出典:虎明本狂言・武悪(室町末‐近世初))

こた・ゆ【堪】

  1. 〘 自動詞 ヤ行下二段活用 〙 ( ハ行下二段活用の「こたふ」とともに、室町ごろから用いられた語。多く終止形は「こたゆる」の形をとる ) =こたえる(堪)〔文明本節用集(室町中)〕
    1. [初出の実例]「骨肉にこたゆるけふのしぐれ哉〈楚舟〉」(出典:俳諧・枯尾花(1694)下)

た・ゆ【堪】

  1. 〘 自動詞 ヤ行下二段活用 〙 ( ハ行下二段動詞「たふ(堪)」から転じて中世頃から用いられた語 ) =たえる(堪)
    1. [初出の実例]「大方人の当りは、けがらはしくくさくて、たゆべくもあらねば」(出典:発心集(1216頃か)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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