堯風(読み)ぎょうふう

精選版 日本国語大辞典 「堯風」の意味・読み・例文・類語

ぎょう‐ふう ゲウ‥【堯風】

〘名〙 (「堯風舜雨」「舜日堯風」などの形で) 古代中国の聖天子、堯と舜の二帝仁徳があまねく行きわたったことを、風雨の恵みや、日が輝き風の静かなことにたとえていう語。転じて、天の恵みの順調な、太平の世のさまにいう。
実隆公記‐文明七年(1475)正月朔日「天顔快晴、舜日影明堯風声静、万国無為之春」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android