日本歴史地名大系 「堰の入鉱泉跡」の解説 堰の入鉱泉跡せきのいりこうせんあと 新潟県:三島郡与板町与板村堰の入鉱泉跡[現在地名]与板町与板 堤下市街地南西の堤下(つつみした)にある。近年まで湯治場として親しまれていたが、現在は廃業。雁(かり)の湯とも称した。「関守」(与板町郷土資料館蔵)によると、宝暦二年(一七五二)に中(なか)町の明元(みようがん)寺門前の幸七が発見という。同年与板藩御山奉行らの見分があり、藩からの用材で小屋掛けし、道こしらえも行ったという。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報