塔下町(読み)とうのしたまち

日本歴史地名大系 「塔下町」の解説

塔下町
とうのしたまち

[現在地名]結城市結城 塔の下とうのした

南殿みなみとの町の南に位置。東側は沖積低地水田華蔵けぞう寺・嫩桂どんけい庵など古寺があることなどから、近世以前からの町場的要素をもった集落であったとみられる。元禄四年(一六九一)の結城町町中間数・家数・屋敷町歩書上帳(赤荻和弥文書)によると町中間数は五四間。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 紺屋 華蔵 南殿

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android