塚原伊勢松(読み)ツカハラ イセマツ

20世紀日本人名事典 「塚原伊勢松」の解説

塚原 伊勢松
ツカハラ イセマツ

明治〜昭和期の産婦人科医学者 宮内庁病院長。



生年
明治15(1882)年6月16日

没年
昭和38(1963)年6月11日

出生地
埼玉県

学歴〔年〕
東京帝国大学医科大学〔明治42年〕卒

学位〔年〕
医学博士〔大正12年〕

経歴
東京帝大産婦人科教室に入り、明治44年海軍軍医医学校教授、大正2年日本赤十字社富山支部病院産婦人科医長に就任。8年から11年にかけて欧米留学。12年日赤富山支部病院長、14年宮内省侍医、昭和24年宮内庁病院長となり、30年侍医長。この間、日本大学教授、同大病院副院長を兼務した。著書に「新産科学」がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「塚原伊勢松」の解説

塚原伊勢松 つかはら-いせまつ

1882-1963 明治-昭和時代の産婦人科学者。
明治15年6月16日生まれ。欧米留学後,大正12年日赤富山支部病院長。昭和34年宮内庁病院長となり,日大教授をかねた。昭和38年6月11日死去。80歳。埼玉県出身。東京帝大卒。著作に「新産科学」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android