塚本虚堂(読み)ツカモト キョドウ

20世紀日本人名事典 「塚本虚堂」の解説

塚本 虚堂
ツカモト キョドウ

大正・昭和期の邦楽研究家,普化尺八研究家



生年
明治35(1902)年12月15日

没年
昭和63(1988)年2月25日

出生地
京都

本名
塚本 一郎

別名
前号=虚童,別号=倦眠斎

経歴
昭和の初め頃より雑誌「三曲」や「芸海」、新聞「三曲新報」や「芸能新報」などに記事や論評を発表して活躍。大きな業績としては尺八資料「虚霊山明暗寺文献 全」「琴古先生手記」の翻刻ならびに編集発行など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「塚本虚堂」の解説

塚本虚堂 つかもと-きょどう

1902-1988 大正-昭和時代の邦楽・尺八研究家。
明治35年12月15日生まれ。尺八は琴古流(きんこりゅう)初代川瀬順輔の孫弟子。雑誌「芸海」や「三曲」などに「筑紫楽の内容に就て」「古典尺八及び三曲に関する小論集」などを執筆し,筑紫箏や尺八の資料収集・復刻につとめた。昭和63年2月25日死去。85歳。京都出身。本名は一郎。前号は虚童。別号に倦眼斎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

戒厳令

一般的には指定地域で、国の統治権の全部または一部を軍に移行し、市民の権利や自由を保障する法律の一部効力停止を宣告する命令。戦争や紛争、災害などで国の秩序や治安が極度に悪化した非常事態に発令され、日本...

戒厳令の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android