日本歴史地名大系 「塚淵村」の解説 塚淵村つかぶちむら 山形県:飽海郡八幡町塚淵村[現在地名]八幡町塚渕(つかぶち)大久保(おおくぼ)村の西、日向(につこう)川と支流荒瀬(あらせ)川の合流点東側にある。地内には平安―室町時代の集落跡がある。来迎寺年代記(伊藤文書)に応永一六年(一四〇九)「留守殿塚淵没落」とあり、この年に新田目(あらため)(現酒田市)留守氏の塚淵にあった城が没落したものと思われる。地内に館(たて)ノ内(うち)という地名が残る。元和八年(一六二二)の酒井氏知行目録では高一一〇石余、寛永元年庄内高辻帳では高二七五石余。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by