最新 地学事典 「塩基性片岩」の解説
えんきせいへんがん
塩基性片岩
basic schist
玄武岩質火成岩を原岩とした低温変成岩。一般に細粒鉱物から構成されるが,やや粗粒な斑状変晶や残留斑晶を含むことがある。緑色〜青色を呈し,顕著な片理で特徴づけられる。低圧条件下ではアクチノ閃石や緑泥石を主成分鉱物とする緑色片岩,高圧条件下ではNa角閃石やローソン石を含む青色片岩となる。変成帯の低変成部に普遍的に産し,特に海洋プレートの沈み込みに起因する変成帯には広範囲に分布することが多い。
執筆者:中野 伸彦
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

