デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「塩屋艶二」の解説 塩屋艶二 しおや-えんじ ?-? 江戸時代後期の戯作(げさく)者。江戸の人。寛政12年(1800)遊里の噂(うわさ)話を題材にした洒落(しゃれ)本「南門鼠(みなとねずみ)」を発表するが,幕府より絶版処分をうけた。のち洒落本「匂ひ嚢(においぶくろ)」「鼠帰(ねずみがえし)」などをあらわす。別号に塩屋主人,塩屋色主(いろぬし),紫(むらさきの)色主。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例