塩鮪(読み)しおまぐろ

精選版 日本国語大辞典 「塩鮪」の意味・読み・例文・類語

しお‐まぐろしほ‥【塩鮪】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 塩漬けの鮪。
    1. [初出の実例]「きつひ煙だと来て見れば塩まぐろ」(出典:雑俳・川柳評万句合‐安永六(1777)五五会)
  3. ( 軽く塩につけた魚肉切身を「すきみ」というところから、「透見(すきみ)」にかけて ) のぞき見をすること。また、その人。塩鯉(しおこい)
    1. [初出の実例]「しのび寝を誰かすきみの塩まぐろにくくもうき名たち売にして」(出典:狂歌・飲食狂歌合(1815))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android