透見(読み)スキミ

デジタル大辞泉 「透見」の意味・読み・例文・類語

すき‐み【透(き)見/隙見】

[名](スル)すきまからのぞいて見ること。のぞき見。「塀の穴から―する」
[類語]のぞ垣間見る盗み見るのぞき込むうかがのぞき見物見高い物好き物好きしゃ好事こうず好事家こうずか酔狂道楽数寄すき多趣味悪趣味好奇好奇心新しがり新しがり屋新し物好き初物食い心寄せ好き好き気に入りお気に入り趣味好み嗜好しこう同好横好き愛惜こだわるこだわりいかれる凝り性偏執狂マニアマニアックモノマニアックモノマニアむしおたくつうれ者凝り屋愛好のぞき見る野次馬野次馬根性興味本位興味津津しんしんの目たかの目目を輝かす目を奪われる見る目ぐ鼻ぎ回る助平根性物珍しい

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精選版 日本国語大辞典 「透見」の意味・読み・例文・類語

とう‐けん【透見】

  1. 〘 名詞 〙
  2. あるものを通して中を見ること。
    1. [初出の実例]「其二を透明体と云ひ〈略〉能く光を通して諸物を透見すべきもの是なり」(出典:改正増補物理階梯(1876)〈片山淳吉〉中)
  3. 表に現われていない本当の姿を見抜くこと。
    1. [初出の実例]「美人の根性を透見して、毒蛇の化身即ち此天女なりと判断し得たる刹那に」(出典:趣味の遺伝(1906)〈夏目漱石〉二)

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