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境界集団 きょうかいしゅうだんmarginal group

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

境界集団
きょうかいしゅうだん
marginal group

限界集団ともいう。ある文化的な背景から離れて,他の文化圏に入りながら,新しい文化に完全に同化しきれない集団。内部において2つの文化が葛藤し,成員に心理的不安定がある。移民者の集団などが,その過渡期において示す状況がその典型で,内部においては母国の社会的行動様式をとりながら,対外的にはその国の文化に適応しようとする。また多数派集団とのかかわりあいで,多数派集団が新しい文化のにない手となり,少数派集団が取残される場合も,後者は境界集団的特徴を示す。特に人種関係において,こうした集団が生じやすい。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

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