増一阿含経(読み)ぞういちあごんきょう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「増一阿含経」の意味・わかりやすい解説

増一阿含経
ぞういちあごんきょう

原始仏教経典である四阿含経一つ。僧伽提婆 Saṁghadevaの訳。 51巻。1から始って順次2,3と数を多くし 11までの法数 (数でまとめられた教義上の術語) に従って,もろもろ教説が配列されている。原始仏教の末期につくられた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android