増分バックアップ(読み)ゾウブンバックアップ

デジタル大辞泉 「増分バックアップ」の意味・読み・例文・類語

ぞうぶん‐バックアップ【増分バックアップ】

incremental backupコンピューターなどでデータバックアップする際、前回のバックアップ以降に追加・更新された増分のみをバックアップすること。作業に要する時間短いが、過去にさかのぼってデータを完全に復元するには時間がかかる。インクリメンタルバックアップ。→完全バックアップ差分バックアップ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ASCII.jpデジタル用語辞典 「増分バックアップ」の解説

増分バックアップ

ハードディスク内のデータをテープなどのバックアップデバイスにバックアップする際のバックアップ方法の1つ。増分バックアップでは、アーカイブビットがセットされたファイル(前回のバックアップ後に更新されたファイル)だけをバックアップし、バックアップ後にアーカイブビットをクリアする。このように増分バックアップでは、前回のバックアップ作業後に更新されたファイルだけがバックアップされるため、バックアップにかかる作業量を低減できる。

出典 ASCII.jpデジタル用語辞典ASCII.jpデジタル用語辞典について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android