成長線(読み)セイチョウセン

関連語 名詞 後藤

精選版 日本国語大辞典 「成長線」の意味・読み・例文・類語

せいちょう‐せんセイチャウ‥【成長線】

  1. 〘 名詞 〙 貝がらや魚のうろこの表面にみられる年輪状の線。成長の遅い時期には線の間隔が狭く、盛んな時期には広くなるので成長の度合や、年齢査定に利用される。

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最新 地学事典 「成長線」の解説

せいちょうせん
成長線

growth line ,incremental line

付加成長する生物の組織,特に骨格・歯・貝殻・耳石・鱗などの硬組織は,形成に関与する細胞や組織の生理状態の変化によって,周期的または非周期的な層状構造を形成することが多く,その断面や表面では線状に観察されることから,成長線と呼ばれる。成長線には,出生時や病気のときに形成される非周期的なもの,潮汐周期・1日周期・1週間周期・1年周期などのさまざまな周期のものがある。これらは,日中夜間,夏と冬などで,組織の形成速度が異なることによって生じる。一般に,温度の高い場合は形成速度が早く,温度の低い場合は遅くなったり止まったりする。現生生物では,酢酸鉛テトラサイクリンなどのマーカーを使った実験により,成長線の形成周期やその原因を調べることができ,その結果を化石の硬組織に応用して,過去の地質時代の1年当りの日数などを推定したり,その生物の成長過程を推測することができる。

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