墨形・墨型(読み)すみがた

精選版 日本国語大辞典 「墨形・墨型」の意味・読み・例文・類語

すみ‐がた【墨形・墨型】

〘名〙
① 墨で書いた模様墨絵の模様。
浮世草子好色五人女(1686)三「白しゅすに墨形(スミカタ)の肌着上は玉むし色のしゅすに孔雀の切付見へすくように」
② 墨をつくるための型わく。
※雑俳・冠独歩行(1702)「隙そうな・墨形を彫る奈良禰宜

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