精選版 日本国語大辞典 「墨打」の意味・読み・例文・類語
すみ‐うち【墨打】
- 〘 名詞 〙
- ① 墨縄で線を引いて印をつけること。
- [初出の実例]「其前に両人狩衣〈白〉・烏帽子で墨壺を両人として持、同大工金とを持て木に墨打の儀式あり」(出典:舜旧記‐慶長一五年(1610)六月一二日)
- ② 前もって手をうっておくこと。
- [初出の実例]「所謂伏線は後にかならず出だすべき趣向あるを数回前に些と墨打をして置くなり」(出典:小説神髄(1885‐86)〈坪内逍遙〉下)
中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...