墾る(読み)ハル

デジタル大辞泉 「墾る」の意味・読み・例文・類語

は・る【墾る】

[動ラ四]土地を新しく切り開いて、田畑・道などをつくる。
住吉すみのえの岸を田に―・りきし稲かくて刈るまで逢はぬ君かも」〈・二二四四〉

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関連語 他動詞 実例 御井

精選版 日本国語大辞典 「墾る」の意味・読み・例文・類語

は・る【墾】

  1. 〘 他動詞 ラ行四段活用 〙 新しく土地を開く。大地を掘りひらいて田畑・道路・池などにする。開墾する。
    1. [初出の実例]「即ち、御井を闢(はり)き。故、針間井と云ふ」(出典播磨風土記(715頃)揖保)

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