士富村(読み)しとみむら

日本歴史地名大系 「士富村」の解説

士富村
しとみむら

[現在地名]厳原町下原しもばる

下原村南東にある同村枝郷。日掛ひかげ川と大板おおいた川の合流域で、「津島紀事」に下原村枝里とあるほか、弘仁四年(八一三)刀伊の賊が来寇した際、賊将の竜羽を撃殺したことから、当地の原を刺留原しとめばると称し、それが転訛して士富となったという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android