士富村(読み)しとみむら

日本歴史地名大系 「士富村」の解説

士富村
しとみむら

[現在地名]厳原町下原しもばる

下原村南東にある同村枝郷。日掛ひかげ川と大板おおいた川の合流域で、「津島紀事」に下原村枝里とあるほか、弘仁四年(八一三)刀伊の賊が来寇した際、賊将の竜羽を撃殺したことから、当地の原を刺留原しとめばると称し、それが転訛して士富となったという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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