声に付く(読み)こえにつく

精選版 日本国語大辞典 「声に付く」の意味・読み・例文・類語

こえ【声】 に 付(つ)

  1. [ 一 ] ( 「付く」が下二段活用の場合 ) 聞こえた声によって判断する。声のした方に見当をつける。
    1. [初出の実例]「初鴈のこゑにつけてや久方の空の秋をも人のしるらん」(出典:歌仙本貫之集(945頃)四)
  2. [ 二 ] ( 「付く」が四段活用の場合 ) 声のする方に付いていく。
    1. [初出の実例]「目なし鳥も声についてや帰鴈〈親重〉」(出典:俳諧・犬子集(1633)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む