声帯襞(読み)セイタイヒダ

デジタル大辞泉 「声帯襞」の意味・読み・例文・類語

せいたい‐ひだ【声帯×襞】

喉頭こうとう内の発声に関わるひだ声門に張り出した粘膜に包まれたひだで、口側から見て前庭ひだの奥に位置する。声帯ひだ、および声門からなる発声器官声帯という。声唇せいしん

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の声帯襞の言及

【声帯】より

…両生類以上の脊椎動物にみられる器官で,喉頭の内部にあって,発声にかかわる。哺乳類では発達した喉頭軟骨のうち,喉頭後壁にある披裂軟骨を軸にして,喉頭腔両外側壁の前後方向から声門へ張りだし喉頭粘膜に包まれたひだで,声帯ひだとも呼ばれる。両側の声帯が声門へ張りだし,気道がもっとも狭くなるところを声門裂という。…

※「声帯襞」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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