デジタル大辞泉 「発声器官」の意味・読み・例文・類語 はっせい‐きかん〔‐キクワン〕【発声器官】 音声を発するために用いる器官の総称。肺・喉頭・口腔・鼻腔など。肺から送り出された呼気を、声帯で振動させて音に変え、口腔や鼻腔で共鳴させて言語音を発生させる。[補説]声帯から口腔・鼻腔までの共鳴腔は、特に構音器官(調音器官)と呼ばれる。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「発声器官」の意味・読み・例文・類語 はっせい‐きかん‥キクヮン【発声器官】 〘 名詞 〙 気道内の特定部位にある薄膜状の器官。それを振動させることによって振動音を生じる。哺乳類の声帯や共鳴装置、鳥類の鳴管、カエルなどの鳴嚢などを含む。発声器。[初出の実例]「また赤ん坊がアババというような無意味な発声をしているのは〈略〉実は発声器官のトレーニングになっているのであって」(出典:南方熊楠の学風(1952)〈桑原武夫〉) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例