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声帯 せいたい vocal cord

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

声帯
せいたい
vocal cord

喉頭腔の左右両壁から突出する筋肉性のひだ。呼吸時には開いているが,発声のときには両側からせばまり,肺からの強い呼気がそれを下から押しのけるように通過して声になる。声帯の開閉は喉頭軟骨および喉頭筋によって行われる

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デジタル大辞泉の解説

せい‐たい【声帯】

喉頭(こうとう)の中央部にある発声器官で、靭帯(じんたい)・筋肉を覆う粘膜のひだ。左右にあり、接近したところを呼気が通って振動させることにより声が出る。

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百科事典マイペディアの解説

声帯【せいたい】

両生類以上の脊椎動物の喉頭の中央部にある発声器官。ヒト以外では,ヤモリカメレオンの仲間で声帯を使った発声が見られる。ヒトでは,甲状軟骨の後面から披裂軟骨に向かって張られた左右1対の筋性の粘膜のひだで,声帯ひだともいう。
→関連項目喉頭喉頭ポリープ

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世界大百科事典 第2版の解説

せいたい【声帯 vocal cord】

両生類以上の脊椎動物にみられる器官で,喉頭の内部にあって,発声にかかわる。哺乳類では発達した喉頭軟骨のうち,喉頭後壁にある披裂軟骨を軸にして,喉頭腔両外側壁の前後方向から声門へ張りだし喉頭粘膜に包まれたひだで,声帯ひだとも呼ばれる。両側の声帯が声門へ張りだし,気道がもっとも狭くなるところを声門裂という。ヒトの声門裂は声門閉鎖筋の収縮で完全に閉じるが,ヒト以外の動物では完全には閉じずに,声帯間裂孔というすきまができる。

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大辞林 第三版の解説

せいたい【声帯】

喉頭腔の中間部の左右にある粘膜のひだ。発声器官として重要な部分。甲状軟骨と披裂軟骨との間に張られ、靭じん帯と筋肉から成る。左右のひだの間に間隙(声門)があり、声は気管からの呼気がここを通る時に声帯筋を振動させて生じる。 → 声門

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

声帯
せいたい

喉頭(こうとう)の中に左右1対ある粘膜の隆起で、呼気により振動して声を生成する器官をいう。日本人の声帯の長さは、成人男性で約12ミリメートル、女性で約9ミリメートルである。小児ではこれより短く、8歳児では男子も女子も約5ミリメートルで、体の成長につれて長くなるが、思春期に入るころに急速に成長して声変わりし、声帯は成人の長さになる。声帯の内部には声帯筋がある。両側の声帯の間を声門といい、そこを呼吸気が通過する。声を出すときには、声門閉鎖筋の働きで声門が閉鎖し、そこを呼気が通過して声帯を振動させることにより喉頭原音を発する。その音が声門の上下にある咽頭(いんとう)、口腔(こうくう)、鼻腔、気管、肺など(音声付属器官ともいう)で共鳴あるいは修飾され、通常われわれが聞いている声となる。声帯が腫(は)れたり、腫瘍(しゅよう)などができたり、声帯が麻痺(まひ)したりして、声門閉鎖が十分にできなくなると、声がかれる。
 なお、動物の声帯については「発音」の項目を参照されたい。[河村正三]

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世界大百科事典内の声帯の言及

【喉頭】より

…哺乳類では喉頭口を閉じる喉頭蓋軟骨が加わり,靱帯と喉頭内筋・外筋,それと舌骨装置の甲状舌骨などと連結して,それぞれの生活様式に適応した複雑な構造となる。高等哺乳類では喉頭の声門部に1対の声帯ひだがあり,このひだの呼気あるいは吸気による空気の振動により喉頭原音を出す。この発声器官としての副機能が,哺乳類の喉頭の構造をいっそう複雑にしている。…

【声】より

…なお,ヒト以外の動物の発声については〈発音器官〉の項を参照されたい。
【ヒトの声】
 ヒトの声は声帯でつくられる。声帯は喉頭の内腔にある1対のひだで,声を出そうとすると,喉頭の筋肉の働きで,左右から正中線に寄ってきて,肺からの呼気を遮断するようになる。…

【発音器官】より


[陸生脊椎動物の発音器官]
 発音器官は一般に発振装置とそこから発せられる音を増幅,変形させる共鳴装置からなる。陸生脊椎動物においては発振装置はいずれも呼吸器官の一部にある薄膜で声帯と呼ばれるが,鳥類だけは例外で鳴管によって発振する。共鳴装置は隣接する腔所ないし囊であるが,その構造,起源は多様である。…

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