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変光星雲 へんこうせいうんvariable nebula

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世界大百科事典 第2版の解説

へんこうせいうん【変光星雲 variable nebula】

散光星雲の一種で,星雲を照らす星が変光するため星雲全体の明るさが変化するもの。多くはおうし座T星型変光星によるもので,この星は,不規則な変光を繰り返す周囲の星間物質から生まれてまもない恒星である。例えば,おうし座T星に照らされるヒンド星雲(NGC1555),いっかくじゅう座R星に照らされるハッブル星雲(NGC2261),みなみのかんむり座R星に照らされるシュミット星雲(NGC6729)がある。いずれも星雲の光は照明星のスペクトルと類似しており,より青く見えるので反射成分が優勢と考えられる。

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世界大百科事典内の変光星雲の言及

【星雲】より

…このような生まれたばかりの星は,まだ星の内部が不安定で,おうし座T星型変光星となって不規則に変光する星が多い。その場合は,照明される反射星雲の明るさも変光し,変光星雲と呼ばれる。 質量が太陽の3倍以上の恒星は,高温になって,紫外線を放射してHII領域をつくるが,それ以下の質量の恒星は反射星雲をつくるだけである。…

※「変光星雲」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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