新訂 政治家人名事典 明治~昭和 「夏堀源三郎」の解説
夏堀 源三郎
ナツボリ ゲンザブロウ
- 肩書
- 衆院議員(自民党),八戸商工会議所会頭
- 生年月日
- 明治20年4月
- 出生地
- 青森県三戸郡地引村(現・福地村)
- 学歴
- 八戸中卒
- 経歴
- 生家は豪農であったが、13歳の時破産し八戸に移住、家再興のため実業家をめざす。六ケ所村でイカ漁を行い、スルメ加工、かつお節工場を経営。昭和4年湊川魚市場組合長に就任。7年に株式会社に組織変更し、組合を母体とした八戸魚市場を創立、社長となった。12年には東北振興水産を創設、遠洋漁業の操業や開拓に情熱を傾ける。ほかに大洋冷凍母船、日南興産などの社長を歴任、八戸商工会議所会頭、青森県水産業会長、東北漁業出漁組合連合会長などを務める。昭和21年以来衆院議員に当選6回、衆院大蔵委員長、日本民主党総務を務めた。
- 没年月日
- 昭和37年7月20日
出典 日外アソシエーツ「新訂 政治家人名事典 明治~昭和」(2003年刊)新訂 政治家人名事典 明治~昭和について 情報