外国人雇用許可制度(読み)がいこくじんこようきょかせいど

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「外国人雇用許可制度」の意味・わかりやすい解説

外国人雇用許可制度
がいこくじんこようきょかせいど

日本国内で企業外国人 (日本国籍を持たない者) を雇用しようとする際に必要な,さまざまな許可基準制度。観光ビザで入国した外国人を半年以上にわたって雇用することは違法である。外国人労働者に日本人と同じような権利を与えるためには,その外国人に就労ビザを与えなければならない。このような外国人の職種は,きわめて限定されている。日本人労働者の代替がきかない職種ということで,専門職種に限られることが多い。たとえば技術者,研究者,特種技能者といった比較的高度な職種の人々である。しかし,近年の不法労働者の急増とともに,その内容の検討が必要とされるようになった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む