外点(読み)がいてん(その他表記)exterior point

精選版 日本国語大辞典 「外点」の意味・読み・例文・類語

がい‐てんグヮイ‥【外点】

  1. 〘 名詞 〙 数学で、位相空間部分集合Mと共通点をもたない近傍をもつ点のMに対する称。⇔内点

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「外点」の意味・わかりやすい解説

外点
がいてん
exterior point

位相空間 S の部分集合 A の外点とは,A に属さない点 p で,A と共通点をもたないような近傍が存在するものをいう。すなわち,pA の外点であるとは,pA補集合内点となっているということである。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の外点の言及

【閉集合】より

Xを距離空間,AXの部分集合とし,xXの点とする。このとき,xの十分近くの点がすべてAに含まれるならば,xAの内点といい,xの十分近くの点は一つもAに含まれないならば,xAの外点という。内点でも外点でもない点xAの境界点という(図)。…

※「外点」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android