外療(読み)ガイリョウ

デジタル大辞泉 「外療」の意味・読み・例文・類語

がい‐りょう〔グワイレウ〕【外療/外料】

外科げか治療。また、外科医
「―もとより長崎流にて、今までかかったこと治さぬといふことなし」〈咄・鹿の子餅

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精選版 日本国語大辞典 「外療」の意味・読み・例文・類語

がい‐りょうグヮイレウ【外療・外料】

  1. 〘 名詞 〙 外科(げか)の治療。また、外科医のこと。⇔内療
    1. [初出の実例]「なんばんりうのぐゎいりゃうもてはやし、よもぎもほかにあるより」(出典:南蛮寺物語(1638頃))
    2. 「外料を祭の形(なり)で呼びに行き」(出典:雑俳・柳多留‐一(1765))

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