ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「外貨兌換券」の意味・わかりやすい解説 外貨兌換券がいかだかんけん 中国銀行が発行していた外国人専用の通貨。外貨の集中管理およびヤミ市場の取締りを目的として,1980年4月より発行されていたが,94年1月1日から発行停止となった。外貨兌換 (だかん) 券と人民幣は,額面が同じであれば価値も等しく,模様が異なるだけである。ただし,外貨兌換券は,外貨でしか購入できない輸入品を買うことが可能であるが,人民幣ではそれができない。外貨兌換券の通貨の種類は,100元・50元・10元・5元・1元・5角 (10角が1元) ・1角の7種類であった。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by