多伎いちじく(読み)たきいちじく

事典 日本の地域ブランド・名産品 「多伎いちじく」の解説

多伎いちじく[果樹類]
たきいちじく

中国地方島根県地域ブランド
主に出雲市多伎地区で生産されている。品種蓬莱柿。江戸時代初期の寛永年間(1624年〜1644年)に中国から伝えられたといわれる。1970年代から栽培が本格化し、地域ブランドに発展した。熟すると星型に開く。小型で、上品な強い甘みとさわやかな風味特徴。ジャム・ワインシロップ・干しいちじくなど加工品も数多い。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

デジタル大辞泉プラス 「多伎いちじく」の解説

多伎いちじく

島根県出雲市多伎町で生産されるイチジク。実は小ぶりで、甘みが強い。品種は17世紀にポルトガルから伝わった蓬莱柿(ほうらいし)。地域団体商標

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android