多劫(読み)タゴウ

精選版 日本国語大辞典 「多劫」の意味・読み・例文・類語

た‐ごう‥ゴフ【多劫】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「劫」は長い時間の意 ) 仏語。きわめて長い年月。永劫。
    1. [初出の実例]「仏、汝に問給ひき、一劫に可住しか、多劫に可住しかと」(出典:今昔物語集(1120頃か)四)
    2. 「忽に死せる人は、〈略〉苦(くるしみ)を多劫(たゴウ)の間に受けん事を」(出典太平記(14C後)一一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む